議論メモ 山元+東谷
2011年10月18日


マスの材質について

密度:質量は決まっているので体積に影響。8g/ccか。

ヤング率:なるべく高く
ポアソン比:できれば

熱膨張率:
比熱:なるべく小さく
熱伝導率:なるべく大きく

電気抵抗:なるべく小さく
磁性:なるべく小さく

コスト
工作のしやすさ
錆?

候補:銅(合金)、アルミ(合金)、ステンレス?、シリコン?、ベリリウム銅

--->銅合金を調べる。よって合金の種類に強く依存する
(1)熱伝導率(2)電気抵抗(常温と低温であまり差がなくなるべく大きく)
(3)磁性(4)コスト(5)工作のしやすさ(6)huge bulk(100kg前後まで)
は購入可か。(7)(おそらく大丈夫だが)超伝導にはならないか

銅合金のRRRはKEKで可能。5mm*5mm*20mmならOK(鈴木さんに要確認)。
購入して確認。


ワイヤの材質について

密度:軽い方がよい

ヤング率:なるべく高く
ポアソン比:できれば

引っ張り強さ:なるべく大きく

熱膨張率:
比熱:
熱伝導率:なるべく大きく

電気抵抗:
磁性:なるべく小さく

Q値

コスト
錆?

候補:タングステン、ステンレス(ピアノ線)?、インバー、
ニオブ、モリブデン、タンタル、チタン、ベリリウム銅 
Ti-6Al-4V

--->川村先生にきいたところ、結局タングステンかステンレスの
2択。それぞれの問題はキンクが生じる(タングステン)、磁性
(ステンレス)。とりあえずタングステンでいくことに。
Ti-6Al-4Vの物性について一応押さえておく。

常温用のpayloadのdraftを読み直したところ鏡以外のマスは
Titanium grade 5を使用するとのことです。理由としては
電気抵抗が大きいということです。これについても銅と同じ
項目について調べる。