第二総合研究棟実験室準備 屋外部の検討 2011年11月17日 (要旨) 柱1の、柱と建物の間の部分(赤線で囲んだ部分)を使用する際の仕様を考える。 通路の幅は約1120mm、長さは約1820mm。 コンプレッサ 外形:532(高さ) × 493(奥行き) × 443(幅) mm 重さ:100 kg チラー 外形:993(高さ) × 970(奥行き) × 530(幅) mm 重量: 140 kg (必要事項) ・通路にコンプレッサとチラーを置きたい。 ・どちらかは柱1の内部に置けそうだが、両方は入らないので いずれにしてもどちらかは通路に置く。 ・ヘリウムホース2本、水ホース2本、電源ケーブル2本(?)などが這う。 ・数年(2-3年?)は使用する。昼夜問わず運転する。 ・その間ずっと屋外に置きっぱなしの可能性もある。 ・雨風(虫)をしのげるようにする。錆、黴、腐食なども考慮。 ・通気もよくする(機器の排熱のため)。 ・できれば上図の赤線内を専有し、部外者が通行・侵入できないようにする。 ・不本意に電源ボタンを押されたり、ケーブルを踏まれたりしないよう、 コンプレッサとチラーだけでなく、ケーブル等にも部外者がアクセスしない ようにする。 ・機器が重いのでできれば地面に置いたまま使えるほうがよい。 ・お金をかけすぎない。 ・景観を損ねない。(手作り突貫工事的なものでは許可がでないと思われます。) (案1) 「ラティス・フェンス匠」 http://www.willgarden.jp/shouhin-lattice.htm ・完全自立式。(壁がコンクリでネジやテープ等が使えないので重要。) ・パネルサイズがカスタマイズできる。(隙間きっちりのサイズで作れる。) ・色も選べる。 ・防腐剤が塗布されているので屋外での使用可。 ・雨よけに内側に厚手シートでもつける。木材のため、くぎ等が使えるのは便利。 ・「高さ+幅が300cm以下」でカスタマイズする場合、通路幅が112cmなので、 高さは188cmになる。ちょうどよさそう。 ・その場合、1枚約20400円+自立用足セット約2000円(税込み)。送料無料。 2セット買っても5万円以下。 ・「目隠しタイプ(ななめ格子)」の「白」とか。(周りの壁はベージュ系。) (どうせ内側にシートをつけるなら格子間隔の大きなノーマルタイプにすれば 1枚16800円で安上がり。) ・値段的にもリーズナブル。 ・納期5-10日。 ・景観的にもアクセプタブル。 ・写真で見る使用例。 (難点) ・誰でも動かしやすい。 ・雨が吹き込む可能性がある。(景観を損ねないよう)内部にシートを張るなどで対策。 (案2) 屋外用倉庫 例えば。(画像をクリックすると店舗ページにリンクします。) ・大きさ的には適度なものがある。 ・スライドドア式だとドア全体を開けたままにする必要があり、 通気的には良いが、安全性などに問題がある。 シャッター式はドア式よりはましかもしれないが、通気が悪くなる。 ・値段的には2-3万円。 ・振動や騒音が増幅される可能性がある。 ・木目調などもありプレハブっぽさは避けられるが景観的にはいまいちか。 ・持ち上げて載せるのが大変な可能性がある。 (案3) 簡易温室 例えば。 ・簡易なもの(ビニール製)は長期の使用に耐えない。 ・つくりのしっかりした小型のものもあるが、いいものは割高。約10-20万円。 ・配管のためにはドアを開放する必要がある。また施錠式でないものが多い。 (案4) アルミ複合板(DIY系) ・ポリエチレン等の芯財にアルミ材を張りフッ素塗布したものなど。 ・看板等に使用されているので雨風はしのげる。 ・木枠もしくは金属フレームを使って箱型にする。 ・薄くて(板厚3-5mm)重くたわむ。 ・安くできる分、手間がかかる。 (案5) 化粧板(DIY系) ・ベニヤ板に化粧プリントしたもの。 ・板厚が数センチで重量がある。 ・木枠もしくは金属フレームを使って箱型にする。 ・耐水性が弱く、長期の使用に耐えない。 ・安くできる分、手間がかかる。 (案6) 仮囲い(工事現場用)、イベントブース用機材、等 ・仮囲いは基本的にレンタルで、数枚だけ買うのはほとんど無理。 (仮囲いは最近アート的なものがあるのでいちおう考慮してみました。) ・イベント機材もレンタルが多いのと、基本的には屋外の長期使用に耐えない。 (案7) つっぱり使用(DIY系) ・家庭用パーティションに使われるパーティションを横に渡し、 ウレタン材をくくりつける、シートや帆布などを吊るして張る、など。 ・景観的に劣る。長期の使用に耐えない。