A部クライストロンモジュレータ インターロック回路 リプレース作業ログ
2015年09月24日(木) 東谷
最後に端子台の全ての端子を確認しながら記録し、ネジの緩みを確認し、端子台にはカバーをしました。
さて、入れます。
入りました。公差を緩めに作っているので、全てのボルトがきれいに入りました。
入れたところと、引き出したところ。さすがにケーブルの束に引っ張られて、やんわり出てきてしまう。
一番入れたところでロックする板を今後追加予定。
内扉も外扉も閉まりました。
(このとき、きちんと留めていなかった新設のケーブルを1本挟んでだいぶ潰してしまったので、交換が必要かも、、、来週の試験次第。)
おわり。
2015年09月24日(木) 東谷
残るは、盤をキュービクルの中に入れる作業。ケーブルの引き回しの整理。
まずは、メータリレーと24V電源が付いている板を一段上にずらす。その下の部分にケーブルを通すため。
→
端子台からでるケーブルをまとめていく。
2015年09月18日(火) 東谷、柴崎
クーリングタワーやチラー等も全て運転して高圧(HV)を入れる試験を行い、ローカル・リモートそれぞれのモードで
HVがONし、またエラー発生の場合にインターロックによりHVがOFFすることを確認。
これで、インターロックが正常にリプレースできていることを確認できたはず。
本日の主な修正点は、クライストロン用イオンポンプの電源は100Vと聞いていたのでKLY IP用リレーは
100V用を使っていたが、200Vを100Vに変圧する前で信号をとっていたことがわかり(試験中にKLY IP用リレーが
死んでいるのを見つけ、200Vがきていることがわかり、線をたどって状況を確認し)、200V用リレーに交換した。
2015年09月17日(木) 東谷、柴崎
メータリレーの残りの配線、作業のために外したDEQING回路などの再配線、テスト用のブレーカーの配線などを
準備してから、柴崎さんと共に電気を入れるテスト。
ひとつひとつのリレーの動作を確認して、HVを入れる直前までは全て動作確認できました。明日、HVを入れるところをテストする予定。
本日の主な修正点は、名無しケーブルのうち1本のIDがわかったこと。
2015年09月16日(水) 東谷、南部、長澤、高橋健、高橋重
キュービクル上部のメータリレーの取り付け部分の穴追加。みなさんに手伝ってもらったら15分で終了。
今回交換したメータリレーは、「EOL CURR」のみ。
リレー用の新しい配線を裏の上に這わせる。
残りの配線もやって、ひとまず接続はおわり。ケーブルの引き回しの整理は最後にやる。
ひとまず電気を入れたテストができるところまではきている(まずは、盤は外に出したままテストやるのがよさそう)。
2015年09月15日(火) 東谷
修正がおわったので、もう一度、全体の動作確認を行う。
修正したのは、ケーブルの引き回しの向き。
クライストロン室で配線作業再開。ケーブルの外側のすす埃の汚れを一本ずつエタノールタオルで洗浄し、ラベルや端子を確認しながら行う。
2015年09月10日(木) 東谷
全てのリレーをつけた状態で、回路室でできる限りの信号を入れた動作確認テストおわり。だいぶ遊んだ感。
先週発生した修正箇所のため新たに設置したDC24V電源。
クライストロン室でいよいよ配線作業開始。
と、ここでミス発見。昨年、盤の設計をしている時から何度か気になっていたところ、ツメが甘かった。。。
2015年09年09日(水) 東谷2015年09年04日(金) 東谷
インターロック盤が入るかどうかチェック。リレーはついてない状態。ジグも設計通りで特に問題なく設置できた。
作業動線も確認。手前に作業台を置いてそこで配線作業をしてからレールの上に設置する、で問題なさそう。
2015年09年03日(木) 南部、長澤、高橋、日出
先週発見した黒く焦げたケーブルの交換作業。ケーブルを外してみると、4か所も焦げていた。
新しいケーブルを設置。古いケーブルはシールドされていたが、今回のはシールドなし。固定部のみ保護管で保護。
> 現在のモジュレータの運転条件から
> 電圧:18kV(最大25kV)
> 電流:4A程度(実電流は3.5~3.75A) ほぼ直流(12相整流後)
>
> 以上のことから、高圧ケーブルに要求される仕様は
> 耐電圧DC:50kV以上
> 許容電流:8A以上
> 以前DC-GUNで使用していたシリコン絶縁ケーブルを使用
クライストロン2号機も同じケーブルが同じように損傷していたので、同様に交換。
> 配線の被膜に何らかの外的な力が働いたことで、被膜が裂け、そこから内部絶縁体の劣化が始まり
> 今日に至ったと思われる。配線の損傷箇所はいずれもチャージングコイルタンク近傍であり、タンクの
> 脱着時にケーブルを傷つけたものと考えるのが妥当。
2015年08年31日(月) 東谷
新しいラックを設置。
古いインターロック盤の端子台側の取り外し作業を開始。
取り外し終了。
2015年08月28日(金) 東谷
クライストロン室で、モジュレータのキュービック上部のメータを取り外す。
ION PUMP CURR
EOL CLIP CURR
今回交換予定で取り外した2個。新しいメータリレーは2号機に付いている新しいメータリレーと
同じものでよいと言われていたが、そのままでは取り付けのネジ穴の取り合いが現状と合わないことが判明。
新たなネジ穴をその場であける必要がある。
さらに、とりはずした後に柴崎さんより以下のメール。
> 旧図面を見ていて、重大な間違いにきずきました。イオンポンプの電流ですが、イオンポンプ電源を新しいタイプに
> 替えているため電流計と接続していないことが判明しました。
> 2号機も同じで、イオンポンプの電流のインターロックはない状態です。ですので、新しく購入したメータリレーを
> 取り付ける必要はありません。インターロックについては新しい電源が出しているセットポイントの接点があるので、
> それを使った方法に変更したいと思います。ただ、今回この作業を追加すると立ち上げに間に合わないかもしれませんので、
> 真空のインターロックはジャンプした状態で使いたいと思います。
2015年08年27日(木) 東谷、柴崎
200V駆動系のリレーをテスト用に配線を使ってテスト。
最後にHV ONの部分のめんどくさいところを柴崎さんと一緒にテスト。リレーの単体テストは終わり。
2015年08月26日(水) 東谷
個々のリレーの動作確認テストの続き。200V系以外はほぼ終わり。
メータリレーは設定値目盛を動かしてやることで指針(何も入力していないのでゼロ)より大きくしたり小さくしたりして、
リレーを動作させて確認。
クライストロン・モジュレータのキュービクル内を少し整理。
DEQINGボックスを外す。コネクタ類は黄テープでタグを付けて外す(後で必ず戻す)。
DEQINGボックスが載っていた古いラックを外して(もう使わない)、クライストロンのイオンポンプ電源の
19インチラックを一段下へつけ変える(新しいインターロック盤の設置の都合上)。
新しいラックを仮設置してみた。サイズは大丈夫そう。
作業前。
作業後。
取り外したもの。古いラック(左)とDEQINGボックス(右)。
(左下写真)クライストロンのイオンポンプ電源の上に焦げた破片が散乱しているが上にはファン(天井)のみ。
(右下写真)ケーブルカバーが焦げて?ふくれあがったようなものもある。。。
2015年08月25日(火) 東谷
リレーをつけない状態で以下のテスト。
・ブレーカOFF、リレー端子台のリレー端子間(コモンとa接点・b接点の間)の抵抗を全てチェック(リレー端子間が短絡していないか確認)。
・ブレーカOFF、ブレーカ直下のX101と、各リレー端子台のY101の間の抵抗をチェック(電源端子間が短絡していないか確認)。
・ブレーカON、ブレーカ直下のX101と、各リレー端子台のY101の間が約100VACであるかをチェック(電源端子間に電圧降下がないか確認)。
リレーを1個ずつリレー端子台に入れて以下の動作確認。
・電源の動作確認 (コイルに通電したときに通電ランプが点くか。)
・接点の動作確認 (電源入切の前後で設定通りに出力が入切するか。入のときに100Vがでているか、ランプの接点は実際にテスト用ランプの点灯で確認。)
テスト用配線は、電源を入れた後、右手のスイッチONでコイルの電源が入って通電ランプが点灯し、
設定によりパイロットランプが点灯/消灯する。8割程度を占めるシンプルなリレーはこれで試験できる。
2015年08月24日(月) 東谷
テスト配線のための買い出しなど。
クライストロンについて電気室の電源をOFF(南部さん)。
2015年08月21日(金) 東谷2015年08月20日(木) 東谷