とうこくレポート          2003年4月7日



8、実現可能性の検討

         ・AMEC(AMEC Dynamic Structure)に古典的なアーチ梁ドームと2軸回転ドームについて
	   それぞれドーム内での望遠鏡の独立駆動が可能な十分広いドームの実現可能性の見積
	   もりを依頼。結果は可能で、重量はどちらも3000トン程度。必要とされる電力とトルク
	   もほぼ同じだったが、シャッターを動かすを動かすのに必要なトルクが、2軸型が
	   3倍にもなることがわかった。これはまだ減らすことができそう。
	   あとは、望遠鏡駆動による熱の発生量なども見積もるべきである。


9、これから

         ・古典的なアーチ梁ドームと2軸回転ドームについて、望遠鏡に対する風の効果を
	   減らしドームシーイングを抑えるようなドームフラッシング法の検討などをより
	   詳細に進めていく。同時回転型ドームの勉強も続ける。