マウントつき光学ベンチのデュワー組み込み

2002年12月4-10日

西村、小俣、鈴木、東谷


※写真はクリックすると拡大できます。

1
スーパーインシュレーションの準備。

今回はオクタゴン内壁は10層、それ以外は
5層。
今回は仮のスーパーインシュレーション
なので、糸で縫いまとめたものをデュワー
内壁にカプトンテープでぺたぺたと貼った。
2
光学系には2チャンネルぶんのマウントを
載せ、デュワーのすぐ横にスタンバイ。
3
MOS部(オクタゴン上板より上)を
いったんどける。
4
光学ベンチをクレーンで吊り上げ、
立たせる。
5
温度計配線や、光学実験用の配線チェック。
今回は、8個の白金温度センサで8か所を
モニタする。

光学実験では、各チャンネルに2か所
づつLEDをつけた(詳しくは鈴木くん)。


6
光学ベンチをデュワーの中に組み込む。
今回はターレットが入っていないので、
ベンチだけならオクタゴンの上から入れる
ことができた。(ただし、バルクヘッドと
オクタゴンのクリアランスは10mmしかない
のでスーパーインシュレーションを破か
ないようにゆっくり。
7
上と下の水平G10をとめる。
ベンチを組み込む際は、G10はベンチ側にも
デュワー側にもつけず、後から取りつけた。

※たまにネジやレンチをデュワー内に落とす
  ことがあるので、何らかの対策が必要。
8
今回は光学ベンチの上は何もないので、
オクタゴンの上部でスーパーインシュレー
ションを閉じる。光路と垂直G10のところ
だけ穴をあける。
スーパーインシュレーションの一番内側の
アルミ箔と光学ベンチを銅テープで熱接触
させた。
9
MOS部を戻す。
10
垂直G10をとめる。
11
温度計とLEDのコネクタの配線と
導通チェック。
12
冷凍機の準備。
3つのコールドヘッドをつないでいく。

1)コールドヘッド延長筒を冷凍機第一段
    につける
2)1をオクタゴン下板に取りつける
3)銅シート(熱パス)つきコールド
   プレートを延長筒の上にネジどめする
4)冷凍機のついたオクタゴン下板を本体
    デュワーにつける
5)銅シートの他端を、光学ベンチ側の
    コールドプレートにネジどめする。

13
光学実験の準備。

アラインメントテレスコープをウィンドウ
部に固定する(詳しくは鈴木くん)。
14
光学ベンチ組み込み完了。
15
真空実験へ。