レーザーによるマスク製作 その2
とうこく
2005年6月24日
---------------------------------------------------------------------
このレポートの概要
---------------------------------------------------------------------
実験
FOCASのマスク加工用フレームにアルミシート入れてレーザでスリットを加工すると、
加工位置がFOCASより24um上になる。(FOCASのシートは100um、MOIRCSのシートは76um。)
スリット加工幅を指定するときは、このレーザビーム径を考慮した値を入力するので、
MOIRCSシートの位置でのビーム径考慮分を求める。
いろんな幅のスリットやピンホールを切って、顕微鏡で寸法を測る。ピンホールは
一つで二カ所の直径を測った。スリットの計測にはシグマ光機の2軸ステージで
一方の辺を10点サンプルして直線でフィットし、もう一辺のあつ一点を選んで
その点から直線までの距離を幅として求めた。
結果
出力値=入力値+0.116
比例定数が1よりやや小さいのはレーザビームの焦点にマスク面が
ないことによる加工精度のぶれや、測定自体の誤差が考えられる。