準備 |
1. 観測前にマスクイメージを取得
2. 歪み補正 → モザイク (mcsdistcrr,mcsmosaic)
3. imreplace → おおざっぱな中心位置ファイルを
元にcenter検出 (firstguess.dat)
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・mdpファイル(x[pix],y[pix]データ)からfirstguessを求めると
まだ誤差が大きい(スリット加工シーケンスが安定したらもう一度試す)。
・座標原点変換、座標反転、拡大率変換(+平行移動・回転)が必要。
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粗入れ |
4. Setupfield + Checkfield(1)
5. 歪み補正していない画像の導入用天体から2点を選び、
歪み補正していないマスクイメージの穴中心との平行移動
ズレ量を求める (rough.awk) 回転成分が大きければ回転も。
6. Telescope Offset ( + checkfield(2) )
7. マスク挿入 + checkfield(3)
(長め露出で導入用天体が穴にすべて入っていることを確認)
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・いずれ1-5は7のあとにする。時間節約になる。
・Telloffsetの向き指定の間違いが多かった。戻してCheckfieldするのに
時間がかかった。
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導入用穴 中心検出 |
8. 歪み補正 + モザイク (mcsdistcrr,mcsmosaic)
9. スカイレベルを判断して穴部分のカウントを imreplace
10. firstguess.datを元にcenter検出 (maskcener.dat)
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・モザイク精度と分離するため、今回は9-17を片方のチャンネルで
独立して求めるのも試した。 |
天体検出 |
11. ディザー画像の差し引き (imarith)
12. カウントレベルを判断して導入天体部分のカウントを imreplace
13. maskcenter.datを元にcenter検出 (starcenter.dat)
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・天体をimreplaceしてから検出しようとすると誤差が大きい。imexamで検出する
ほうが天体を検出できていた。
原因:シーイングが悪い。天体がはっきり写っていない。長時間露出。
カウントの差が大きい。など。差し引き画像で導入穴の縁の引き残りが
カウントが残っていることが多い。
・center検出のためのリファレンス点を自動で生成する方法を考える(いずれは
mdpファイルから)。
・center検出のところに工夫が要る。
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比較 |
14. maskcenter.datとstarcenter.datを一つのファイルにする (join)
15. geomapをかけてフィットし、ズレを求める (geomap)
16. 望遠鏡にteloffset/paoffsetを送る
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視野確認 |
17. 長時間露出の場合、いったんグリズムを抜いて長めの露出をして
導入穴から導入星が逃げていないことを確認する。
星が逃げた場合、マスクをスロートに待避させスカイイメージを
取得してズレを求める。
(穴イメージを並べて視覚的にもチェックできるようにする。
ずれがひどくない場合は視覚チェックだけで足りるかも?)
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・マスクのスロート一時待避マクロコマンドはうまく動いた
(マスク出し入れによるロスタイムは1分程度で済む)。
・マスクの挿入による繰り返し位置精度は現時点では数pix程度ある。
ざっと見てiteration基準に満たない場合は9からやり直すなどで対応する?
・iterationする時の判断基準を決めていなかったので悩む時間が長かった。
(問題のほとんどはmagnifyが異なることによる問題で、その場では解決
できないものだった。)
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