2001年10月1日



やっと、焦点面デュワーがほぼ仕上がりました。
(今年の夏は、望遠鏡の大改修に伴って、たくさんの装置がいっきに
 メンテナンスを行ったため、ブライアンは大忙しでした。)


 
左:焦点面デュワー。上下をくり抜き、さらに両面に大きな開口をつける加工は
    非常に手間を要しました。
    ハワイ観測所の限られたマシンでこれらの作業をするのは本当に大変なのです。
右:O-ring面は、なんと手仕上げです。サンドペーパー#400で仕上げです。
   ちなみに、これを#600で仕上げると「鏡面仕上げ」になるそうです。


 
左:焦点面デュワーのふた。O-ring面の仕上げがおわったところ。
    まだウィンドウ穴はあいていません。
    この板は加工の途中から残留応力によるものと思われる「反り」がでてきました。
    写真ではわかりにくいですが、右側が数mm反りあがっています。
右:反って台座から浮き上がった部分にスペーサのようなものを挟んで加工しています。





by tokoku