2002年2月8日(金)
      2月9日(土)更新


アラインメントテレスコープ情報その1
(とにかくまずはおおざっぱな情報)


 
ターゲット。厚みが10mmで、直径は25mmくらいのと55mmくらいのがる。
同心円の線がめっきしてあるものと、線以外の部分がめっきしてあるものと
2種類ある(めっきしていないところは光が透過する)。
右の写真はアダプタにはいってるやつ。精度よく3点支持法で固定されてる。



線以外の部分がめっきしてあるやつ。ほとんど鏡みたいな感じ。
スペア用ということで、ふだんは使われていないらしい。
IRCSチームは、ターゲットを貸すことは問題ないとのこと。


  
テレスコープ本体(奥のアルミパイプみたいなやつ)。2台ある。
オートコリメータつき。
CCDはカラーのが1つだけある(右の写真で手にもってるやつ)。
カラーのほうが、最初にすごくぼやけているときとかに、周辺のものの
色とかで、どこを見てるか見当がつけるときに便利らしい。
(以前は白黒のでやっていたらしい。)

テレスコープだけのときの視野とCCDをつけたときの視野は今の段階では不明。
CCDをつけるとだいぶ視野は狭くなるらしい。



テレスコープを支える支持台。かなり重い。T&Hのカタログにはないみたい(?)。
Z方向にはけっこう動くけど、XY方向は微妙な調整のためにわずかに動くだけ。
あと首を振る方向に(垂直をだすために)少し動くようになっている。
各移動機構は、位置を決めてネジをしめるときに微妙に動くらしくて、
そこが「欠陥」(おいおい....)。

もあくすデュワーに組み込んだとき用のテレスコープを固定する台は、
改めて作らないといけない。たぶん、土井さんに頼めばがっちりしたのを
設計してくれると思う。こういうの得意なはず。


そのほか:
・ユニマウントはない(テレスコープがのせられるようなXYZΘΦステージ
  もない)。これはいずれ使うなら買ったほうがいいのかも。
  大型のXYステージならもあくすのがある(移動幅200mm)。
・水準器はある。
・アラインメントテレスコープは、IRCSチームでは9月くらいまでは
  使わない予定、とのこと。
・詳細な写真が欲しいものがあれば、リクエストしてください。




おまけその1。 CIAOのフィルタホイールができつつあるところ。土井さん作。 おまけその2。 CIAOの実験デュワーその2。 窓がいっぱいついている。長さは1500mmくらい?太さの直径は500mmくらい。 中には光学ベンチが固定されてるみたいだから、今度図面をもらってみよう。 何かに使えるかな。 さいごのおまけ。 今日、デモをやった干渉顕微鏡の様子。 FOCASのマスクのスリットの角をみてみた。 思ったより、ぎざぎざになってた。実際はよくないこと。 モニタ画面(かなり縮小したので、字とかはつぶれてる)はこんな感じ。1 / 2