グリズム効率測定実験案 2008年9月25日更新 概要 @ 田村式 1.6umまで測定 (Tamura et al. 2006 より Fig.2, Fig.3) A 市山式 1.7umまで測定 B 三鷹ATCの分光器使用 準備1 (分光器使用の場合) 借りる ・三鷹ATCの分光器 図面から製作 ・VPHマウント ・液体窒素冷却式で、分光器に入る、窓の大きくてサイズの小さいクライオスタットがあるとなおよい。 SolidSpec 370の資料室内寸法:900(W)×700(D)×350(H) 課題 ・ハロゲンランプはガラスがKバンドを透過するので充分明るいはずです。 Kバンドまではチョッパーとロックインアンプの組み合せで測定可能であると思います。(海老塚さんコメント) 準備2 (市山式の場合) 借りる ・海老塚システム(光源、モノクロメータ、チョッパー、検出器、回転台、など一式)。 検出器=単素子InGaAs(2.5umまで測定可能)。 ・VPH冷却用海老塚デュワー(フランジがφ100程度、コールドサーフェースがφ80程度) ・冷凍機 図面から製作 ・VPHマウント 課題 ・市山くんは回路が拾うモーター等のノイズや冷凍機のヘリウムチューブが邪魔をしてVPHの 角度の調整に苦労していました。 ・Kバンドでは熱雑音が支配的になったとすればカメラから後ろだけでも冷却で きれば多少は改善できるかも知れませんが、それに労力を割くより、分光器を 活用することを検討した方が得策かと思います。(海老塚さんコメント)