冷却実験用デュワーのチェック 2009年4月13日 とりあえず組み上げ、ネジ穴が合うかなどのチェック。 大丈夫そう。 ----------------------------------------------------------------------------------- 三鷹開発センターのオプトショップにある古い液体窒素用デュワーの 液体窒素機構部分(ふた)をそのまま使用する。 ただの冷却サイクル試験のほかに、UV-3100で冷却時の透過率を測定するのに使える。 頑張れば、150X150mm程度のものまで冷やせるはず。 デュワーそのものの内寸は、206(縦))X92(横)X190(高)mm。 これに液体窒素機構部分のでっぱりやシールド分を考慮する必要がある。 UV-3100の大型試料室ユニットに収まる最大の大きさ。 (V型床を一番下にしたときに、光束が真ん中を通る。) リファレンスは試料を抜いて同じ光路でとる。 透過窓はアダプター式になっているので、目的に応じて窓の大きさを変更可能。 デフォルトはφ60mm、t=5mm、CaF2。 スライド式または固定式の2種類のアルミふた付。 液体窒素で冷やされるマウントは無酸素銅製。 デフォルトでは70X70mm、t=6mmのものが入るようになっている。これが収まるラジエーションシールドあり。 ヒータ用ネジ穴(ARCOL社製HS15サイズ)2箇所付き。デフォルトでは22Ω、50Ω付き。 Lakeshore製プラチナ温度計付き(校正済みPT-103-AM-70L、ネジ用バカ穴つき直方体型)。 冷却マウントやシールドは目的に応じて作ればよい。 光路をまっすぐにするためのプリズムなどを冷やさずに置けるように、 デュワー底面に冷やさない台を設置できる。位置調整がしやすいように 固定したプリズムを載せた台を後から回転させられるように、底面にネジ穴ではなくバカ穴があいている。 ←古いデュワーとの比較