第二総合研究棟実験室準備 2011年11月18日 →前回(実験室の写真) コンプレッサとチラーをシャッターの外に出す以外の選択肢について。 1)キャットウォーク部(実験室内2階部分) 870(幅)×5100(長さ) mm。実験室床からの高さ約5200mm。 コンクリートの上に置き床。カーペット。 施工業者によると、耐荷重については300kg程度は全然問題ない。 単位面積あたりの重量が大きくなると置き床を踏み抜く可能性があるので注意とのこと。 2)2階の屋外通路(ベランダ部分) 幅840mmで2階部分にずっと続いている。 ただしメンテナンス専用の屋外通路のため、室内から高さ1m程の窓をまたがないと通路に出られない。 つまり、コンプレッサとチラーを運ぶことはできない。(外からクレーン車で上げるとかなら可能。) ここを使う場合は、窓の下部分を1枚全部外してアルミフレームにつけ替えて開口部と蓋を作る。 外部の人が入りにくい場所。 ベランダ側を使う場合、雨風をしのぐ必要がある。景観対策はシャッター外の時と同じ要領か。 北西角をまがった踊り場部分(写真左)を使うと多少は風雨をしのげる。奥行きがあるので 景観対策もゆるくて済む?奥に見える階段は非常階段なので通常使われない。 非常階段からはこちら側にアクセスできないようになっている。 実験室内ロフトからみたベランダ部分。室内側は足場がないので、作業はベランダ側か ロフトからのみ。(屋内側の窓のふちの部分は構造的に弱いので人が乗ってはいけないそうです。) 3)実験室内の離れた場所を使う。 ・同じ部屋内でコンプレッサを駆動した場合の振動測定をKEKでやる? 4)シャッター外を使う場合の追記。 ・穴を開けられるのはシャッターのすぐ両脇約300mmの部分のみ。 他(例えば西側の壁)は全てコンクリ壁のため穴あけ加工不可。 ・貫通穴をあけた場合は、そのままでも使えるが、長い目で建物のことを 考えた場合(かび等による腐食防止)、穴内部の壁面を処理したほうがよいだろう。 ・既存の穴もある。 将来配管用の穴(直径150mm)があいていて、外に配管を出すことができる。 業者による作業は必要だが、穴の内部は処理されているので簡単な作業で済む。 高さはキャットウォークとほぼ同じ。 ヘリウムホースの曲げ半径とコンプレッサを置ける場所を考えると難しいかも。 屋外でシャッターに向かって右上と左上。 実験室内部からシャッターに向かって左上と右上(赤丸の部分)。 実験室の図面(2011年11月18日更新) 絵をクリックすると拡大できます。