R500分光効率測定

2006年12月14日 とうこく


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分光効率
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観測で得られたスペクトルを、モデルスペクトル(大気吸収、望遠鏡効率、スリット効率込み)
と比較して効率を求めた。望遠鏡効率はM1=0.92/M2=0.97で一定とした。

手順は2005年12月のときとほぼ同じ。
↓の効率曲線はリアル(ガウシアンとかかけていない)。



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考察/メモ
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・分光標準星 M111538(A0型星,9.4mag)
・天気はよく、シーイングは0.37-0.5"程度。
・airmass=1.068
・マスクは LS200605
・2”スリットのどまんなか
・波長較正用データがなかったので、同じフレームの別の位置にある細いスリットのスペクトルを借用。
・フラットデータがなかったので、フラットしていない。
・zJ500グリズムの長波長側(右端)でちょっと値が大きくなっているところは、
  その場所での額縁部分(検出器感度のよい領域)の幅に一致している。