1/4クライオスタット予冷開始

 1/4クライオスタット  1/4クライオスタット予冷開始 はコメントを受け付けていません
2月 192014
 

本日から1/4クライオスタットの予冷開始。

まずは液化室に液体窒素を貰いに行く。基本的には容器を持参しなければいけないが、数日だけの使用の場合で液化室の自加圧容器が空いていれば貸してもらえる。数日前に液化室へ一言メールしておくのがよい。100L容器に満タンに入れる。現在、液体窒素の単価は40円/リットルなので、100Lで4000円、今回は200L使ったので8000円。

容器は転倒防止構造にはなっていないので、なるべく二人組で運搬したほうが安全です。特に傾斜や段差は必ず二人で作業したほうがよいです。

20140219_1 20140219_2 20140219_3 20140219_4

実験室でセットアップ。

20140219_5 20140219_6 20140219_7 20140219_8

予冷開始。温度にもよるが、容器内圧が0.01MPa以下くらいになるようにする。内部が冷えてくると液体のまま出口から出て来るようになる。ある程度の周期で突発的に液体が吹き出てくるので注意。

20140219_9 20140219_10 20140219_14 20140219_15 20140219_16 20140219_17 20140219_18 20140219_19

冷凍機の配管用意。コールドヘッドは082Bなので、冷凍機ユニットなどと同じ圧縮機、チラー、フレキホースを使用。コールドヘッドとバルブユニットをつなぐ細いほうのヘリウム管のOリングが1個ついていなかったので、予備に買っておいたものを使用した。

20140219_11 20140219_12 20140219_13

1/4クライオスタット リークテスト

 1/4クライオスタット  1/4クライオスタット リークテスト はコメントを受け付けていません
2月 182014
 

液体窒素予冷配管のVCR継手部のリークがないかを確かめるためにリークテストを実施。1/4クライオスタット内の圧力は3.2E-2Pa程度。排気中のターボポンプはいったん切り離して、リークディテクタのみで排気し、液体窒素入口からヘリウムを入れて試験。リーク試験時のリーク量のバックグラウンドはE-12〜-13 Pa・m3/s。このレベルで漏れは不検出。

注)この時のヘリウム用レギュレータは、写真のように低圧用のものを使う(ヘリウムチャージ用の高圧用のものと低圧用の2種類あります)。

20140218_1 20140218_2 20140218_3

低温懸架用材質の磁性測定(2)

 ペイロード  低温懸架用材質の磁性測定(2) はコメントを受け付けていません
2月 172014
 

KAGRA側参加者:東谷

東大低温センターにて磁性測定の2回目。本日は「NSSC130S」と「ニッケルめっき箔」の2種類を測定。

↓ 新日鐵住金からサンプルとしていただいたNSSC130Sをワイヤーカットでカットした。

20140217_11

↓ 旭プレシジョンにソルブラックの下地と同じように作成してもらったニッケルめっき箔。厚みは20um。実際のめっきは厚さ5umだが製作が難しかったとのこと。試料ははさみでカットして作成。

20140217_1 20140217_2 20140217_3 20140217_4 20140217_5

MPMSの部屋に電子秤があったので、拝借してサンプルの重さを測ってみた。

20140217_6 20140217_7 20140217_8 20140217_9

また、キャリブレーションとしてパラジウムの磁性データを、低温センターの戸田さんが先週取得しておいてくださった。磁化率が精密に分かっている較正用試料を測定して(実際には較正用試料測定後に、ストローだけ測定(バックグラウンド)して引いたうえで既知の磁化率で割る)、99.7%の精度で一致しているということで、その程度の精度でよければ取得したデータにキャリブレーション値を加味する必要はないとのこと。

20140217_12_2

実験室関連

 実験室  実験室関連 はコメントを受け付けていません
2月 102014
 

先日(2月5日)の分電盤電気工事の配線が間違っていた(30A→チラー、50A→圧縮機、にするところ、入れ替わっていた)ので、本日やりなおしてもらいました。

20140212_1

ついでに、単体のドライポンプの電源ケーブルが配線されていなかったので、100V用に配線を作ってもらいました。助かりました。このドライポンプは1/4クライオスタットの液体窒素配管の排気専用に使う予定。

20140210_1 20140210_2 20140210_4

実験室関連

 実験室  実験室関連 はコメントを受け付けていません
2月 052014
 

101実験室の分電盤工事を西山電気に依頼。SRP-082Bを2台動かせるようにするため、圧縮機+チラーの1セットでブレーカー2か所の新規配線。ブレーカーを1個、30A→50Aに交換。東芝から戻ってきた冷凍機ユニット用の圧縮機の配線も依頼。分電盤ボックスの下へケーブルを出す穴も追加。

20140205_1 20140205_3 20140205_4 20140205_13 20140205_14 20140205_15 20140205_16

KEKから拝借したチラーも到着。これも配線を交換してもらう。(チラー拝借期間はとりあえず6か月。返す際には元の配線を付けて返すこと。)

20140205_5 20140205_6 20140205_7 20140205_9 20140205_10

本日の作業に合わせて、シャッター前を整理。来月はクレーンウェイト検査もあるのでシャッター前を空けました。

20140205_8 20140205_9

当面使わないもの(試作機冷凍機ユニット(現在の改良防振クライオ)のアルミ伝熱バーや、冷凍機ユニットの試験治具(古いバージョン))は宇宙線研1階東実験室へ移動。

20140205_12

榊原くんのダクトシールド試作機を宇宙線研1階東実験室に設置。反射試験予定。

20140205_11

実験室関連

 実験室  実験室関連 はコメントを受け付けていません
2月 042014
 

東芝から戻ってきた冷凍機ユニット10号用のコンプレッサを梱包から出す。2日がかり。。。

20140203_20 20140203_21 20140203_22 20140204_10

 

ダクトシールド組み上げ作業@東理社

 クライオダクト, 東理社  ダクトシールド組み上げ作業@東理社 はコメントを受け付けていません
2月 032014
 

KAGRA側参加者:木村、榊原、東谷

ダクトシールドのヘリサート下穴に付着物があってヘリサートが入らない。マスキング材かソルブラック処理材か不明。原因究明中。

20140203_1 20140203_2 20140203_3 20140203_4 20140203_5 20140203_6 20140203_7 20140203_8 20140203_9 20140203_10 20140203_11 20140203_12 20140203_13 20140203_14