真空槽のガイドピンが曲がっていて、ハンマーで叩いてもまっすぐになる気配がないので、ピンを抜くことにした。そのままではまったく動く気配がないので、フランジをヒートガンで熱しつつ格闘すること約1時間、外せました。そのあと真空槽蓋を真空槽に載せるまではやりましたが、フランジ蓋は締めることができず。ボルト穴の位置が合っていない様子。ガイドピンなしで真空槽蓋を良い精度で位置合わせする方法を模索する必要がありそう。
真空槽のガイドピンが曲がっていて、ハンマーで叩いてもまっすぐになる気配がないので、ピンを抜くことにした。そのままではまったく動く気配がないので、フランジをヒートガンで熱しつつ格闘すること約1時間、外せました。そのあと真空槽蓋を真空槽に載せるまではやりましたが、フランジ蓋は締めることができず。ボルト穴の位置が合っていない様子。ガイドピンなしで真空槽蓋を良い精度で位置合わせする方法を模索する必要がありそう。
KAGRA側参加者:山元、榊原、ちんたん、東谷
東理社に於いて、1/4クライオスタットの液体窒素予冷配管の試験に立ち会わせていただきました。2系統の窒素配管をそれぞれ90分ほどかけて予冷したあと、配管のヘリウムリーク試験を実施しました。
KAGRA側参加者:鈴木、木村、小池、山元、麻生、阿久津、Ronny、Sacsha、榊原、ちんたん、東谷
本日はクライオダクトの打ち合わせついでに、東理社で完成間近の1/4クライオスタットを見せてもらいました。来月には柏に搬入される予定です。
真空槽
シールド部
最初の2枚が1段目(80K)シールド、次の2枚が2段目(8K?)シールド。
液体窒素予冷機構+低温懸架部
窒素で予冷したあと、ふたの中央にある駆動機構で懸架系をつり上げて、冷凍機からの冷却に入ります。窒素予冷経路は懸架系とシールド系の2系統が独立しています。
ふた部
中央に大きな手動の駆動機構がついています。ふたにはいろいろ載っていて、ふたの板だけで260kg+駆動機構+冷凍機コールドヘッド+コールドヘッドのカウンターウェイト22kgで、かなり重そうです。
シールドフランジがトップフランジにぶらさがる構造になっており、シールドは真空槽の中に先に置いてあります。ふたをする前に長いレンチ8本を挿しておいて、ふたを閉めてからシールドフランジとフランジの間のボルトをその長いレンチで締める、という手順を説明する後藤さん。
KAGRA側参加者:鈴木、山元、Khalaidovski、東谷
本日より、クライオスタット3号機の再冷却試験に向けた準備開始。柏から測定に必要な機器類を運びました。Saschaが初参加。ダミーペイロードをアンインストールしました。作業詳細は山元さんのメールレポートと 山元さんの写真 を参照。
クライオダクトが並べられていました。
KAGRA側参加者:鈴木、木村、山元、小池、ちんたん、東谷
見学者:三代木、宮川、大石、関口、中野、上泉、岩崎、石井事務長、大橋
クライオスタット3号機は常温でマンホールだけが開いた状態で、8Kシールド床上のちんたん君の加速度計の横とクライオスタット外(上ふた)に加速度センサを置いてハンマリング試験を行いました。本日の測定をもって、クライオスタット1〜4号機での全ての実験は終了しました。あとは何回かに分けて持ち込んだ機器類の回収作業があります。
クライオスタットは、輸送用梱包作業が進んでいます。
実験で使ったものは順次片付け中。
本日は見学者多数。全員、3号機の中に入りました。また夕方には石井事務長と大橋さんが見学にいらっしゃいました。