1/4クライオスタット予冷

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3月 242014
 

1/4クライオスタットの予冷開始。今回は予冷用液体窒素の排出にシリコンチューブをのばしてシャッターの外まで出すようにしました。

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ガスギャップ試験

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3月 202014
 

実験者:木村、東谷

ガスギャップ試験の測定を行いました。バラトロン真空計を並列に置いて、コールドヘッドとガス層壁の距離変化に対する温度と圧力の変化を測定しました。いちおう全てのデータを取り終えて実験終了です。

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1/4クライオスタット予冷開始

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2月 192014
 

本日から1/4クライオスタットの予冷開始。

まずは液化室に液体窒素を貰いに行く。基本的には容器を持参しなければいけないが、数日だけの使用の場合で液化室の自加圧容器が空いていれば貸してもらえる。数日前に液化室へ一言メールしておくのがよい。100L容器に満タンに入れる。現在、液体窒素の単価は40円/リットルなので、100Lで4000円、今回は200L使ったので8000円。

容器は転倒防止構造にはなっていないので、なるべく二人組で運搬したほうが安全です。特に傾斜や段差は必ず二人で作業したほうがよいです。

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実験室でセットアップ。

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予冷開始。温度にもよるが、容器内圧が0.01MPa以下くらいになるようにする。内部が冷えてくると液体のまま出口から出て来るようになる。ある程度の周期で突発的に液体が吹き出てくるので注意。

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冷凍機の配管用意。コールドヘッドは082Bなので、冷凍機ユニットなどと同じ圧縮機、チラー、フレキホースを使用。コールドヘッドとバルブユニットをつなぐ細いほうのヘリウム管のOリングが1個ついていなかったので、予備に買っておいたものを使用した。

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1/4クライオスタット リークテスト

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2月 182014
 

液体窒素予冷配管のVCR継手部のリークがないかを確かめるためにリークテストを実施。1/4クライオスタット内の圧力は3.2E-2Pa程度。排気中のターボポンプはいったん切り離して、リークディテクタのみで排気し、液体窒素入口からヘリウムを入れて試験。リーク試験時のリーク量のバックグラウンドはE-12〜-13 Pa・m3/s。このレベルで漏れは不検出。

注)この時のヘリウム用レギュレータは、写真のように低圧用のものを使う(ヘリウムチャージ用の高圧用のものと低圧用の2種類あります)。

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低温懸架用材質の磁性測定(2)

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2月 172014
 

KAGRA側参加者:東谷

東大低温センターにて磁性測定の2回目。本日は「NSSC130S」と「ニッケルめっき箔」の2種類を測定。

↓ 新日鐵住金からサンプルとしていただいたNSSC130Sをワイヤーカットでカットした。

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↓ 旭プレシジョンにソルブラックの下地と同じように作成してもらったニッケルめっき箔。厚みは20um。実際のめっきは厚さ5umだが製作が難しかったとのこと。試料ははさみでカットして作成。

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MPMSの部屋に電子秤があったので、拝借してサンプルの重さを測ってみた。

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また、キャリブレーションとしてパラジウムの磁性データを、低温センターの戸田さんが先週取得しておいてくださった。磁化率が精密に分かっている較正用試料を測定して(実際には較正用試料測定後に、ストローだけ測定(バックグラウンド)して引いたうえで既知の磁化率で割る)、99.7%の精度で一致しているということで、その程度の精度でよければ取得したデータにキャリブレーション値を加味する必要はないとのこと。

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